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2007年06月11日

エコ&エネルギー 想像する・行動する・あきらめない!

このブログでも何度かご紹介した、東北電力仙台営業所主催のイベント
「エコ&エネルギーワークショップ2007 On&Go 想像する・行動する・あきらめない」が
昨日、本日の二日間、開催されました。


参加した6大学37人の大学生のみなさん、指導にあたられた先生方、そして東北電力関係者の方々、本当におつかれさまでした。
そしてありがとうございました。




今回のイベントで何が刺激的だったか、というと。

「大人が負けてるなぁ!」という気づき。

わたしは超バブリーな世の中に大学生活を送ってしまったので(笑)特に。



エネルギー資源が「なくなっちゃう」って、信じらますか??

なんだか、遠い先の話のような気がして、「まぁ、なんとかなんじゃない」という人が
すごく多いような気がします。


しかし、そんな悠長なことは言ってられなくて、
あと40年で、これだけお世話になっている石油がなくなってしまうかもしれないとわかり、
ちょっと愕然。

40年、というと、大病でもしない限りまだ自分も生きているだろうし、
自分世代の子どもたちは、まだ働き盛りだったり。

実は、遠い遠い先の話ではなく、すぐそこ、の話。


だから、彼らが言う「エネルギーを大切に使い続け、よりよい環境をリレーしていくために」ということが、もう、今日からでも取り組まなきゃいけないことなんだと気づかされる。


でも、これって、大人がきちんと実践して、子どもたちに伝えていかなきゃいけないことなんだよなぁ。


そういう意味で、エネルギー資源について、そして自分でできるエネルギーのムダ使いをしない行動について、このワークショップの撮影をとおして教えていただけたことに感謝です。



夜の地球の写真の、光り輝く先進国と、対照的に明かりのない途上国のエネルギー消費量の差について取材した「夜の地球チーム」。
エネルギー消費量が多い、ということはそれだけ生活が効率よく便利になっているけれども、
その分、人間のゆとりや、お日様と一緒に起きて日が沈んだら家に帰る、というそもそもの生活リズムみたいなものを、現代人がどれだけ失くしているか、気づかされます。


「いただきます」という言葉は、そこにかかわるエネルギーをも「いただく」ということだと教えてくれたのは「食からエネルギーを考える」チーム。
旬のものを、残さずおいしく、できれば家族が同じ時間にいただくことで、食事にかかるエネルギー全体が節約できるよね、というメッセージは目からうろこです。


置きっぱなしの自転車、夜が明けると散乱している街のゴミ、使い捨てのカサなど、
モノを捨てる、使い捨てることはエネルギーも使い捨てていることだという「サヨナラ、使い捨て」チーム。
仙台市の税金の1億円が、置きっぱなしの自転車の廃棄に使われているんだそうで。
ボーゼンとしてしまう。

最近では、レジ袋を断って「マイバッグ」が増えてきたり、「マイはし」を持っている人が増えてきていて。
「使わない」ことでムダをなくしていくと同時に、「捨てない」ことでも「廃棄するエネルギー消費」を減らせるという、逆の発想におどろき。




そして、この3つの発表にオムニバス形式で参加する、不思議の国のアリスたち。
タイムトラベルで、今日の仙台にきた彼らの目的は、
うさぎの持つ「エネルギー時計」が、どんどん加速していて、地球からエネルギーがなくなっちゃう!
ということを伝えるため。

これがまた、かわいらしい!

学生の発表の合間合間に、アリスたちがゴミの分別や、オイルショック期の出来事や、「もったいない」という日本独特の発想について、わかりやすく教えてくれるコミカルな動き、表情に、
観客の子どもたち、お母さんたちは釘付けでした☆



6大学37名の大学生のあついエネルギーが感じられたこのイベント。

テーマは「想像する・行動する・あきらめない」
モノに宿るエネルギーを「想像」して、環境改善やエネルギーのムダ使いをなくすために「行動する」。
そのスピードはゆるやかかもしれないけれど、「あきらめない」で続けていこうよ。

そんなメッセージがガンガン伝わってくる、見ごたえのあるステージでした。



大人たちも真剣に考えて行動していかないと、
ちょっとはずかしい世の中になってきた気がするぞ。  


Posted by フク@フォトウィン at 02:08Comments(0)